生活にも密着している真空技術

真空ポンプは、近頃はホームセンターでも売っているようです。
これは、熟知している人は素人でも使用できますが、主に、エアコンなどの設置業社が使用します。

エアコンを設置する時は、室外機において真空ポンプで真空(エアパージ)という作業を行なわなければなりません。 
冷媒の回路内にガス(フロン・現在は代替フロンのR-410Aなど)以外の不純物(空気や水分)を除去する為です。

普通、真空というと、“真に何もない、空っぽな状態”をイメージしてしまいますが、実際には、完全真空という空間を作り出すことはできません。
日本工業規格(JIS)によれば、“真空とは通常の大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間”と定義していて、真空技術の世界では、真空ポンプを利用して空間から気体分子を吸い出すことで、人工的に作り出した低圧状態のことを「真空」ということにしているのです。

代表的な例で、真空乾燥というものがあります。
フリーズドライともいい、スーパーの食品コーナーにあって御馴染みでありますが、これは乾燥技術の方法で、気圧を下げて凍らせた物を真空状態に置き、水分を一気に気化させて乾かすのです。

この時、用いられるのが、工業用真空ポンプです。

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