日常的に使われている真空ポンプ

物事を現場で生産したり、研究室で研究したりする時、どうしても大気中の気体、酸素や炭酸ガス、水蒸気などがあると邪魔になるときがあります。
例えば、電球があります。電球の中には、酸素は絶対的に有ってはならない物、物質です。
それは、空気中のガスを抜き、減圧された状態の後にガス置換(アルゴンなどの不活性ガス)を行い、酸素による酸化反応を抑制するために利用するものです。

又、物を乾燥する場合、洗濯物などの普通の状態で乾かすなら問題ないが、スポンジのように多気孔質で、内部まで水がしみ込んだ物を乾かすには場合は、内部の水分が表面まで滲み出て表面から蒸発するのを待たなければならず、乾燥完了までに長時間かかる事になります。
これを、是正する為には真空乾燥と云う方法があり、乾燥物を密閉された容器に入れ、乾燥の条件である水分蒸発を人工的に大きくするために真空ポンプで減圧排気する方法が真空乾燥といわれる方法です。

このように密閉された大氣ガスの容器から、気体を排出するにはコンプレッサと同じような真空ポンプが必要になります。
つまり、吸入口から入った気体に回転あるいは往復運動により、圧縮して強制的に大気へ排出するのです。

真空が必要な業界は、現在大流行の電子機器、医療機器をはじめ、真空乾燥された野菜からドライフリーズされたインスタント食品などの食料製品まで、真空を利用して生産されています。
又、IC関連の半導体製品、医薬品の開発に携わる大学、官庁、民間企業の研究室において、真空ポンプは幅広く使用されています。

私達は、それらの商品、食品、医療品などを日常的に使っています。  

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